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支笏湖のオオアメマス

『まんが日本昔話』にも取り上げられたアイヌ民話『支笏湖の大アメマス』

 

その昔、支笏湖には1匹の大アメマスしかおらず、アイヌのご先祖さまが湖の主の大アメマスと戦って負け、その息子が父親の仇をとって、大アメマスを倒し、細かく刻んで湖に投げ入れたそうです。元々、支笏湖にはこのアメマスとハナカジカしか生息してなかったということですが、今では…(´;ω;`)外来種だらけ。水中はなかなか目が届きにくいこともあり、びっくりするほどです。支笏湖はブラウントラウト釣りで釣り愛好家の中で有名ですが…もちろんブラウンも外来種。養殖されているヒメマスも国内外来種、ニジマスもです。ブラウンの生餌として持ちこまれたヌマチチブ(ハゼ科の魚)はもうどのくらいいるのか見当もつきません。

以前、支笏湖温泉街で提供されていた『支笏湖三種盛り』ブラウントラウト(海外外来種右2貫)、ヒメマス(国内外来種・養殖左3貫)、アメマス(支笏湖在来種)が賞味いただけました。

 

※漁業権を持った方が適切に捕獲し、調理しています。